『Escape from The RED ROOM』に行ってきた記録
その日、我々が脱出ゲームの魅力から脱出できなくなった話
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◆簡単な総評
謎解き難易度:★★★★☆
エンタメ度 :★★★★★
雰囲気 :★★★★★
ストーリー性:★☆☆☆☆
脱出成功可否:失敗…からの成功!
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どうも、イセです。
アラカワさんよりも先に
タムラさんが記事を書いてくれるとはと、感動に打ち震えています。
あとひっそりとTwitter始めました。
Twitter始めました。リアル脱出ゲームや、その他謎解き関連施設で遊んだりした日のネタバレのないブログを書いています。
— イセ (@ise_nazolog) December 5, 2017
ネタバレ避ける都合上、公演そのものより、謎解き仲間四人組の、ワイワイガヤガヤした日常がメインですが、暇つぶしにでも見ていただけたら嬉しいです。https://t.co/RyFFBDWwOu
さて、今日はこの四人で初めて揃って行った脱出ゲーム、
レッドルームに参加した日のことを記録したいと思います。
まずこの、浅草スクラップに常設されている、Escape from RED Roomなんですが、どんな感じの謎解きかというと、
最大6人が真っ赤な部屋に閉じ込められて、
はい、さあ脱出してください!
といきなり放置され、部屋から出れたら脱出成功というゲームです。
脱出ゲームに参加したことない人がイメージする、アプリみたいな感じといいましょうか。その建物でないとできない、その場でしかやれない感じのそれこそ「リアル脱出ゲーム」の名にふさわしい公演です。
これ以上何か言うとネタバレになるので避けますが、まだ脱出ゲームに行ったことのない友達に体験してきてもらうなら、こんなにいい謎解きは他にはないかなーとイセは思います。
コミュ障系で黙々と謎を解くのが好きそうな子ならテーブル型、そうじゃないならレッドルームかなーと。
脱出できてもできなくても、感動だけは絶対できると思うのです。
さてさて、この脱出ゲームに参加することとなった日、我ら四人はサバゲーのアイテムショップへお買い物に行っていたのでした。
上野で買い物を済ませ、お昼ご飯の代わりに居酒屋でちょっと一杯いっちゃう!?と、アラカワさんの案内で、安くて美味しいお店に。
イセ「わーい、何から頼もうかなぁ」
イセは家では飲まぬのですが、酒好きだし美味しいもの食べるのが好きなので、テンションマックス。
※謎解きTMR(仮)メンバーは全員酒好きです(タムラは酒の場が好きなだけで、フクザワは一番飲めるのに酒飲めないという設定をやたら主張するけど)
アラカワ「うっめー!!(モグモグ)」
フクザワ「アラカワさんは何食べてもそれしか言わないからな」
タムラ「それな」
※アラカワさんは豚肉と鶏肉の違いがわからない人ですが、なぜか美味しいお店を知っています。
ほろ酔い気分で良い感じに過ごすうち、話題は今度行く予定の『君は明日と消えていった』の話題に。
※その日のお話は過去記事下記参照
イセ「君明日楽しみだねー!」
タムラ「フクザワついに初参戦だね」
フクザワ「あー…まあ、参加しても何の役にも立たないですから、僕は」
ややローテンションなフクザワ。多少の興味はありつつも、お付き合いの気持ちのが強いのかなーという雰囲気。
タムラ「ふむ。……やっぱさ、初めてはルーム型だと思うんだよ」
イセ「え?」
タムラ、突然の発言。
横でアラカワがポチポチとスマホをいじりだす。
タムラ「この間、『うだつの上がらない勇者からの脱出』に、アラカワと行ってきたんだけどさー、ルーム型初で勝手がわかんなくてクリアできなかったけど、めっちゃ面白かったん」
フクザワ「ルーム型???」
イセ「テーブルの上で謎を解いて話が進むやつと、実際に部屋に閉じ込められる奴と、大きい会場でやるやつとか、街を歩き回るのとか色々あるんだよ」
フクザワ「ふーん…? そういうの聞くとさ、閉じ込められる奴のが悪くない気がしちゃうね」
アラカワ「でしょ!?お、空いてるなチケット」
イセ「え?」
目の前にはニヤニヤ(・∀・)という感じの顔をしている、アラカワ&タムラの二人。
横にはこいつら何か言い出すぞという苦笑を浮かべたフクザワ。
タムラ「えっとぉ、ここってぇ〜上野じゃないですか〜?」
イセ「ハイ」
タムラ「上野から浅草って、結構近いんですよぉ~」
イセ「ソウデスネ」
タムラ「そして、なんと!!レッドルームの当日券がちょうどよく残っております!!」(スマホバーン!)
イセ「ファーーーー!!!!」
短時間ではありますけれども、既に酒を飲んでいた一同。
え、なに、この酔っ払った状態で浅草行って謎解きするの?
ないでしょ。
イセが抗議の声を上げると、じゃあ酔い冷ますなら歩けばいいじゃない。
まだ時間も結構あるし、浅草まで歩いて行こうぜと言う流れに。
酒抜ける自信はありますけれども、どうなのそれは。
フクザワ「えー…行くのはいいけどさ、俺これでつまんないってなったら、もう二度と行かない気がするよね」
イセ「ちょっ、既にとったチケットへの配慮は!?」
実はこの時、ルーム型はイセも初参戦。噂には聞いているのでなんとなく想像はつくものの、自分もルーム型を楽しめるかどうかの確証はないわけで、、、
え。これで、フクザワのテンション落ちたらやばない?
軽く不安に思うイセをよそに、フゥッフー!ていうくらいのテンションで移動を開始するアラカワとタムラ。
イセ「マジで歩くのか。いいけどさ」
道中、マヨネーズとケチャップについてなぜか熱く語り合ったり(酔ってた)
その勢いでなぜか業務用調味料の販売店に行ったり(酔ってた)
食品サンプルの問屋をのぞいたり、金物屋のぞいたり、なんかもう思いっきり問屋街を観光満喫してたどり着いたよ、浅草!!
アラカワ「いやーー楽しみーー!」
イセ「ドキドキして来た」
あれだけ遊んで歩いてたのに、時間より早めについた私たちを、ロッカーへと案内してくれるスタッフさん。
荷物をしまっていると、ほどなくして、本日一緒に謎を解く女性お二人が到着。
一同「よろしくおねがいしますー」
女性A「よく脱出ゲーム行かれるんですかー?」
フクザワ「僕は初めてです」
アラカワ「俺たち三人は、この間バイオハザードコラボ行ってきたばっかで」
女性B「あ!もしかして、後楽園でやってる?」
イセ「そうですそうです」
女性A「私たち、午前中それ行ってきたんですよー!」
え、今日!?と、驚く我ら。いや、今ならもう全然驚かないですが、当時は1日に謎解き二カ所行くなんて相当だな…って思ってました。
女性A「ものすごく解くの早い人がいて、無事脱出はできたんですけど、、、」
女性B「自分たちで全然謎解けなかったのが悔しくて、カッとなってここへ来ちゃいました!」
タムラ「カッとなってwwwwww」
フクザワ「うちらも昼間違うことしてたんですけど、酒飲んでてカッとなって来ました」
アラカワ「確かにwww」
明るいお二人に、これはスムーズにコミュニケーション取れそうだと一安心。
そして、運命の赤い部屋への扉は開かれたのです……
(レッドルームはこんな感じのお部屋から脱出するゲームです)
※以下のプレスリリースからお借りしてきたSCRAP様の画像なので、TMRとは無関係です。
(http://www.sankeibiz.jp/business/news/170309/prl1703091952156-n1.htm)
結果ーー
店員さん「はい、いやー惜しいとこまで来ましたねー……どうしますか?延長しますか?」
脱出失敗!!
いや、前半いろんなことが初めて過ぎてちょっと時間使い過ぎた感はあったけれども、
めっちゃ悔しい!!
そしてこの、レッドルーム、
制限時間 : 30分
延長システム : 30分で脱出できなかった場合、おひとり様1回のみ10分間の延長が可能です。チームの中でご希望の方のみ延長していただけます。
というわけで、追加料金を払えば、一度だけ延長ができるのです。。。
タムラ「これは、ぶっちゃけ、かなりあと少しのところまで来たんでしょうか、、、」
店員さん「そうですねーーあんまり色々言えませんけど、正直本当にあとちょっとです」
ネタバレになるので言えないのですが、この時の状況を例えれば…
最後の扉を開く鍵の入った入れ物は持ってんのに、
蓋が開かないみたいな。(例えなので、こういう仕掛けではないです)
もう、テーブル型となにもかも勝手が違うし、ゲームの世界に本当に入ったみたいで楽しいわ、難しいわ。
最初は周りをキョロキョロみてるだけだったフクザワが要領つかんで参加しだし、タムラが冴え渡る感で仕掛けをとき、後半はかなりスピード上げたと思ったけれど力及ばず。。。
店員さん「延長したい方だけ延長するのでも構わないですよー よく話し合ってください」
イセ「どうする…?」
この時、タムラはきっと延長したいだろうなーという感じだし、アラカワはやりたいと言えばいーよー!と言うだろう。
けど、初回参加のフクザワは、ど、どうなんだ???
という。
フクザワ「アラカワさんのいう通りにするよ」
アラカワ「え、俺!? え、ええとじゃあ……今回は、ここで終わりで」
フクザワ「えぇ……ここで終わりとか本気で言ってんの」
アラカワ「やりたいのかよっ!!」
いや、アラカワさんのいう通りにするよ。と、繰り返すフクザワに、
アラカワ「あー!もう、やる!やろう!クリアしたいし」
フクザワ「ですよねー、流石リーダー」
アラカワ「くっwww」
というわけで私たちは延長を選ぶことに。
女性二人も、私達も気になるので!と一緒に続きから再開。
結果ーー
脱出成功!!
めっちゃ、全員でハイタッチしました。
店員「いやー延長してから解くまでめっちゃ早かったですねー」
イセ「ほ、ほんっとーーにあと少しだった、、、」
延長したのは悔しいけど、これはいい体験をしたと全員ホクホク笑顔。
イセ「どーだった?」
フクザワ「……さて、次はなんの脱出に行くかね、アラカワ先輩」
アラカワ「やる気wwwwww」
フクザワ「延長したのが悔しいから、スッキリ脱出したい」
よかった。君明日はキャンセルされないぞこれで。レッドルームすげーな。
そう思いながらロッカーから荷物を取り出したとき…
タムラ「あ!!!」
アラカワ「どした?」
タムラ「ゲーム内で使った鍵ずっと持ってた!!wwwwwかえしてくるー!」
アラカワ「あぶねーww」
いやいや、アラカワさん。未来のあなたはとんでもなく大きな南京錠持ち帰ろうとしますから。
そんなこんなで、最後に小さなトラブルもありつつ、われら謎解きTMR(仮)の初めての4人での脱出ゲームを終えたのでした。
(ちなみにこの後、浅草で飲み直したよね)